まな様の夢日記~第3夜
此処は、地下通路なのか???
冷たい空気が流れていた、多くの人が同じ方向へと歩いている。
逆の方へと向かっている人は見当たらなかった、
私も歩いている、でも何処へ行こうとしているのかは自分でも解らない。
歩かないで、壁際に寄りかかっている男女の二人組がいる。
女の方は私の叔母さんだった、でも何だか雰囲気が何時もと違う・・・
近づいて話しかける。
「ねぇ叔母さん、此処って何処なの???」
「この先は何処に続いているの???」
叔母さんは隣にいる男をチラッと見た後・・・
面倒くさそうな顔をして、私にこう言った。
「私はアンタの叔母さんじゃ無いよ、そう見えているだけ」
「でもアンタはまだって言うか、コッチに来る筈じゃ無いよねぇ・・・」
「でもアンタはまだって言うか、コッチに来る筈じゃ無いよねぇ・・・」
「たまぁに来る夢の迷い人を帰してやるのが私たちの仕事なんだよ」
「言っている事が良く解らないんだけれど・・・」
「どうせ全部忘れてしまうんだから兎に角、私の後について来なさい」
男はそこに残ったまま、私は人の流れとは逆方向に叔母さんの後を追う。
しばらく叔母さんの後について行くと、ドアが二つ見えた。
右側のドアから出て来る人達、そして歩いて行く。
左側のドアからは誰も出て来ない。
「ほら、早く帰りなさい」
左側のドアを指さして、叔母さんが言う。
ドアを開けると、長い長い昇り階段があった。
「ねぇ、私また此処に来るの???」
「だからアンタは、まぁ詳しくはチョッと・・・」
「だからアンタは、まぁ詳しくはチョッと・・・」
叔母さんは笑っていた、気持ちの悪い笑い方・・・
何だか急に怖くなった私はドアを閉めて、長い長い階段を昇り始めた。
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